個性を楽しみ、楽しく使おう。筆者です。
とっても便利な多機能ペン!
特にドイツの多機能ペンはすっきりしたデザインでかさばらず、非常にスマートなのが特徴です。
サイドノックはどうしてもデザイン上、ぼこぼこしてしまいます
が、ドイツ製はノックが1つなのでスッキリしています
1本あるだけでスタイリッシュに手元が飾れ、余分な文具を持たず仕事も捗るドイツ多機能ペンですが、
実際のところ、どれがいいんだ…?
ということで、本記事では「ドイツ多機能ペン決戦!?3,000円で買えるおすすめペン」について書きました。
比較対象は同価格帯のSTAEDTLER avant-garde(アバンギャルド)とrotring(ロットリング)トリオペンとし、それぞれの
をまとめました。結論から言うと、
- 卓上で使い、特に持ち運ばないなら、アバンギャルド
- 胸ポケットや手帳など持ち運びが多いなら、トリオペン
だと思います。
その大きな理由が、クリップの使いやすさです。
正直、アバンギャルドのクリップは硬すぎて挟みにくく、使いにくさが否めません。
Yシャツのポケットに挟むだけでも一苦労で、薄い紙などでは折れ曲がり、最悪破れます…
また、シャープ+3色構成なので様々な筆記シーンに対応できるので余計卓上向けです。
一方トリオペンは重さはありますが、持ち運びがしやすく、インクののびも良好です。
ちなみに筆者個人のおすすめはロットリングです。クリップももちろんですが、インクののびや重さからくる満足感がイチオシです!
表にするとこんな感じになります
STAEDTLERアバンギャルド | Rotringトリオペン | |
---|---|---|
デザイン | 良いし、カラバリ豊富 | 良いけど、カラバリ少ない |
重さ | 18g | 28g |
耐久性 | 丈夫 | 丈夫 |
芯の種類 | シャープ+3色 | シャープ+2色 |
書きやすさ | インクの伸びがやや悪い? | すらっとかける |
切り替えのしやすさ | ボタン式で変えやすい | 慣れないと結構大変 |
リフィル性互換性 | あり | あり |
価格 | \3,300 | \3,300 |
購入する | 購入する |
他にも、ギフトで送りたいな…という方にはアバンギャルドをおすすめします。
それぞれの詳細は以下の記事も参考にどうぞ!
仕様比較
ステッドラーアバンギャルド | ロットリングトリオペン | |
---|---|---|
生産国 | 日本 | 日本 |
素材 | アルミニウム | 真鍮 表面マッド加工 |
サイズ | 長さ:148mm×Φ約12.5mm | 長さ:147mm×Φ:約10mm |
ペンシル芯径 | 0.5mm+黒・赤・青 | 0.5mm+黒・赤 |
重さ | 18g | 28g |
サイズ感は同等で、ボールペンの本数と重さが違います。
特に重さは10gの差ががあります。
アバンギャルドは多機能ペンとしては破格の軽さで、トリオペンは多機能ペンにしても、ちょっと重めです。
デザイン
STAEDTLERアバンギャルド | Rotringトリオペン | |
---|---|---|
デザイン | 良いし、カラバリ豊富 | 良いけど、カラバリ少ない |
どちらも金属製の高級感があり、ビジネスシーンにも使えるデザインです。
また、日本製でよくあるサイドノック式ではないので見た目がすっきりしているのも大きな特徴です。
どうしてもサイドノックはぼこぼこしたデザインになりがち。が、ドイツならスッキリ!
大きな差はカラーバリエーションで、アバンギャルドは全7色展開に対し、トリオペンは2色だけ。
アバンギャルドは名入れサービスをする店も多く、色も豊富なのでプレゼントにもよく選ばれています
アバンギャルドは女性向けの明るい色も多数展開されています
トリオペンはシックなブラックかシルバーのみ
重さ
STAEDTLERアバンギャルド | Rotringトリオペン | |
---|---|---|
重さ | 18g | 28g |
比較表を載せますと、
ペン | 重さ |
---|---|
アバンギャルド(3色+シャープ) | 18g |
アバンギャルド ライト(2色+シャープ) | 14g |
uni ジェットストリーム(4色+シャープ) | 23g |
rotring トリオペン(2色+シャープ) | 28g |
といった具合。冒頭でも書きましたがアバンギャルドは多機能ペンなのに軽すぎ、トリオペンは多機能ペンにしても重いです。
とはいえ、重さは「おー、良いペン持っている…」といった所有欲や満足感がありますし、
インクののびも手伝ってすらすら書けるのでそこまで気にしなくても大丈夫だとは思います。
逆に軽いと安っぽさを感じたり、ペンが安定しなくて書きにくい…ということもあります。
重さは好みですね、ほんと
耐久性
STAEDTLERアバンギャルド | Rotringトリオペン | |
---|---|---|
耐久性 | 丈夫 | 丈夫 |
どちらも金属製なので耐久性は抜群。
ただしトリオペンは経年劣化で、ペンの切り替えの際キャップが飛んでいくことがあったりなかったりします…。
どうしても緩くなりますからしょうがないのですが…
書きやすさ・切り替え・互換性について
STAEDTLERアバンギャルド | Rotringトリオペン | |
---|---|---|
書きやすさ | インクの伸びがやや悪い? | すらっとかける |
切り替えのしやすさ | ボタン式で変えやすい | 慣れないと結構大変 |
リフィル性互換性 | あり | あり |
純正インクでいえばどちらも書きやすいのですが、個人的にはロットリングに軍配が上がります。
こう見てみるとほぼ差がないようですが、ステッドラーは書き出しでややかすれが出ます。
が、どちらも日本製リフィルと互換性があるので気に入らなければ日本製に変えるのもアリです。
正直インクは日本が世界一だと思っている
ホント、日本製のインクは優秀すぎてびっくりします
ちなみに、どちらも皆さん大好きジェットストリームのリフィルと互換性ありです。
ペンの切り替えはステッドラーがサイドボタンを押しての切り替え、ロットリングはクリップの付け根を押しての切り替えです。
どちらも切り替えにワンテンポ挟みますが、慣れればどちらもこの手間が楽しめるようになると思います。
が、切り替えの快適さはアバンギャルドに軍配が上がります。
ロットリングはグリップから付け根までやや距離があるため少々面倒
おすすめポイントとデメリット比較
STAEDTLERアバンギャルド
メリット | デメリット |
---|---|
スマートなデザインでかっこいい! | ペンの切り替えにひと手間かかる |
多機能ペンだが18gと軽量 | クリップ固い |
ペンケースや引き出しがすっきりする | カチャカチャ内部で音がする |
交換パーツが充実している |
rotring トリオペン
メリット | デメリット |
---|---|
洗練されたデザインで、場面を選ばない | グリップが滑りやすい |
クリップが使いやすい | 28gとやや重め |
内部音もほとんどせず、静か | ペンの切り替えがちょっと不便 |
多機能ペンとしては手元が見やすい |
冒頭で話した通り、アバンギャルドはクリップの使い勝手が悪すぎるので、持ち運びを考えているなら、断然ロットリングです。
反対に、卓上だけで使うことを想定しているならアバンギャルドの方が色も多いのでおすすめ。
インクはどちらも日本製との互換性があるのであとは重さが気になるぐらいです
また、アバンギャルドのデメリットで「音がする」と書きましたが何もガチャガチャいうわけではないので安心を。
ロットリングの滑りやすさも、よっぽど手汗をかかない限りはマット加工があるので気にはならないはず。
外観比較
どちらもクールに決まっています!
ロットリングは切り替え部分に窪みがありますが、ステッドラーはシンプルなデザイン。
アバンギャルドは文字でガイドがありますが、ロットリングはイラストです。
見ていて楽しいのはロットリングですね。
アバンギャルドはやや太めになって握りやすくなっていますが、ロットリングはボディと同じ太さ。
ステッドラーは長め、ロットリングは短め。どチラも手元は見やすく書きやすいです。
まとめ
本記事では、「ドイツ多機能ペン決戦!?3,000円で買えるおすすめペン」について書きました。
結論は、
- 卓上で使い、特に持ち運ばないなら、アバンギャルド
- 胸ポケットや手帳など持ち運びが多いなら、トリオペン
となります。
皆様の文具選びの参考になれば幸いです!
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