「多機能」という言葉が好きな筆者(@Deutschebungu)です。
多機能ペンは非常に便利で、ぜひ仕事の際に1本持ちたいものですが、
太すぎる、重い!
という問題がつきもの。
そりゃ、複数のペンを一つにするのだから太くて重くもなります…
が、今回は多機能ペンなのに、細くて軽いペンを紹介します。
STAEDTLER avant-garde Light(ステッドラー アバンギャルドライト)です。
わずか14gという軽さに加え、約7mmという鉛筆並みの細さを誇る多機能ペンです。
ごちゃごちゃしがちな多機能ペンらしかぬ、すっきりデザイン
重い、かさばる!とは無縁のペンですよ
本記事では、STAEDTLER avant-garde Lightの
- 仕様
- おすすめポイントとデメリット
- 書き心地
- 使用した感想と口コミ
について書きました。
アバンギャルドライトなら、見た目もスッキリ、
重さも気にしないので手帳用、胸ポケットに活用できる1本となっています。
メリット | デメリット |
---|---|
細身のペンで手帳用にも使える | 手が大きい人は持ちにくいかも |
多機能ペンだが14gと軽量 | ペンの切り替えにひと手間かかる |
手が小さい人でも扱いやすい | クリップ固い |
交換パーツが充実している | カチャカチャ内部で音がする |
STAEDTLERavant-garde Lightの仕様
生産国 | 日本 |
素材 | アルミ |
サイズ | 長さ:131mm×Φ:約7mm |
ぺンシル芯径 | シャーペン:0.5mm ボールペン:0.7mm |
重さ | 14g |
ノック部分には消しゴム付き。ボタンは出したペンを戻すために使います。
クリップは固めです。
多機能ペンの使い方は、使いたいペンを上にしてノックをします。
刻印ではなく、プリント。
グリップには細かい溝があります。これでつるつる滑ることなくペンが持てます。
ここが良い!おすすめポイント
おすすめできるポイントは4つです。
細身のペンで手帳用にも使える
通常の筆記にも便利な2色(赤・黒)+シャープですが、
この細さと短さは持ち運びに便利で、手帳用にもいいです。
手帳用ペンは短すぎたり、ペン単色なことが多いですが、
アバンギャルドは程よい長さ、2色+シャープなので手帳用におすすめ!
芯径が0.7mmといいつつ、0.5mmと変わらないので細かい字が書きやすいですよ!
また、替え芯の規格が日本と同じなので、互換性があるのもうれしいポイントです。
軽くてかさばらないので、持ち運びが楽ちん。
筆箱を圧迫ないのもうれしいですね
多機能ペンだが14gと軽量
ペン | 重さ |
---|---|
アバンギャルド ライト(2色+シャープ) | 14g |
アバンギャルド(3色+シャープ) | 18g |
uni ジェットストリーム(4色+シャープ) | 23g |
rotring トリオペン(2色+シャープ) | 28g |
アバンギャルドライトは他のペンより色数が少ないのもありますが、14gと圧倒的に軽いです。
胸ポケットやIDホルダーに入れても気にならない重さ。
ただ、後述のクリップが使いにくいので
慣れるまでは面倒かもしれません
手が小さい人でも扱いやすい
太いペンが苦手な人にも安心の細さと長さ。
短いおかけでペンを切り替えるボタンが押しやすく、これ以上長いと逆に不便だと思うぐらいです。
太さはえんぴつと変わらない約7mmです
グリップは滑り止め加工もされているので
もちにくい、ということはないです
交換パーツが充実している
アバンギャルドは、
シャープメカ部分、消しゴム
口金(ペン先が出てくる金属部分)、キャップ
の交換パーツがあります。
本体が壊れない限り、これらパーツのおかげで大切に1本を使い続けられます。
万が一紛失した場合、壊してしまった場合でも安心です。
1本を長く使えるのが嬉しいです
気になるデメリット
ちょっと気になるのはこのポイント。
手が大きい人は持ちにくいかも
長さが131mm、太さが約0.7mmなので太いペンが好きな方には持ちにくいと思います。
親指と人差し指の谷間にはちゃんとのる長さなので、書きにくい、ということはないと思います。
また、こちらでも話した通り、この短さで素早いペンの切り替えが可能となっています。
ちなみに太さは一般的な鉛筆とほぼ変わりません
鉛筆が持ちやすいのは6角だから。
アバンギャアルドは丸いのでここも好み…
ペンの切り替えにひと手間かかる
日本製の多機能ペンの多くはサイドノック式で赤→黒のようにダイレクトに切り替えが可能ですが、
アバンギャルドは、赤→ボタン→黒の面を上にする→黒と、2つ手順が多くなります。
不便といえば不便ですが、
アバンギャルドライトはボタンがすぐ押せる位置にあるので慣れればそこまで気にならなくなります。
また、このシステムのおかげでデザインがすっきりしています。
サイドノックはどうしてもごちゃごちゃしたデザインになりますが、
ボタン式のため、すっきりした見た目を可能にしています。
この不便を楽しむ、というのも楽しい
なれると面を上に向けるとノックは同時にできるので
実施3順でつかえるようになります
クリップが固い
持ち運びに便利と言いつつ、難点がここ。
シャツぐらいの厚みなら片手でも入れられますが、スーツほどの厚みになると結構入れるのに苦労します。
片手でスーツを押さえて、片手でペンを入れると両手を使えば大丈夫ですが…
片手でスっと、入れられないのは正直不便
使っているうちに入れやすくはなりますが、
そこまで行くのに時間かかるかと…
カチャカチャ内部で音がする
多機能ペンあるあるですが、振ってみると内部でカチャカチャ音がします。
筆記時も音が鳴るなら問題ですが、実際に書く際は気になりません。
シャー芯入れすぎると余計音が鳴る
芯の入れすぎは故障の原因になるので
入れるのは2本まで
STAEDTLERavant-garde Lightの書き心地
14gと軽量ボディということと、インクがすらっとした滑りなので、非常にスムーズな書き心地です。
インクの掠れもなく、ストレスレスで書くことができます。
ペンの切り替え慣れれば早くでき、筆記上のストレスはありません。
インクの乾きも早いので字がすれることもないですよ!
左利きにもうれしいです
STAEDTLERavant-garde Light使用した感想と口コミ
購入のきっかけは手帳用のペンを探しでした。
小さい手帳を使っている都合上、
どうしても短くて細いペンが欲しかったところ出会った1本です。
初めて持った時はその軽さに驚きました。
書き心地もよく、手帳用といわず普段使いにもう1本ほしいぐらいです。
ステッドラーのインクはLAMYほど癖がなく、するするっと、書くことができます。
芯径は0.7mmですが、実際は0.5mmに近い太さで、細かい字が書けるのもうれしいとこ。
日本製のリフィルと同規格なので、互換性があるのもいいことですね。
唯一クリップが使いづらいのが気になりますが、
使っているうちに固さはゆるくなるので長い目で見てあげてください。
プラス評価の口コミ
非常に軽量な多機能ペンです、振り子式なので慣れが必要かもしれません。
引用:Amazonより
クリップは皆さんおっしゃる通り固いです、あまり実用的ではありません。
リフィルはD1企画のため、各種メーカーの物が使えます、私は黒だけアクロインキに変更しました。
一本持っておくと気分が上がる素敵なペンです。
リフィルアダプターなしで日本製が使えるのは嬉しいですね。
ここはお好みでカスタマイズしてあげてください。
普通のアバンギャルドと比べると、ライトのほうが4gほど軽く、1.5センチほど短いので、かなり小ぶりに見えます。
引用:Amazonより
グリップ部のディンプル加工があり、滑りにくくなっています。
持ってみると、重心がわずかに後ろ(ノック部)寄りになっています。これが個人的にちょっと書き辛さを感じました。
振ると内部の機構がボディ内側に当たる音がしますが、筆記時にはカチャカチャ音は無く、芯先のブレも無し。
とにかく軽く、持ち歩いて外で使うのにピッタリです。
確かに重心が後ろによるのですが、
ちょうど親指と人差し指の谷間あたりに来るので私は気にしてませんでした…
コンパクトで軽いのため,いつもスーツやブレザーの胸ポケットに差しています.
引用:Amazonより
そのため,忘れてハンガーに掛かったままになっていることも多いので,常に持っていられるように新たに2本購入しました.
インクもすぐにJetstreamに変えました.
以前使っていたロットリング(10年以上前に購入したタッチペン付の4in1で,今は懐かしいザウルスで使っていました.)のものでは,使い込んでいくうちに芯の切り替え時に引っかかるようになり,軸を回転させても他の色にうまく切り替わらなくなってしまいました.
(今でも,無理やり振って何とか切り替えをしながら使っています.)
しかし,ステッドラーのアバンギャルドライトは,最初に買ったものはもうかれこれ10年使っていますが,そのような引っ掛かりを経験したことがまったくありません.
また,他の方も言われているように,シャープペンの芯が中で折れていたりしたことはないため,気軽にシャープペンシルが使えるのは心強いです.
(出してみて折れていると,何度もノックしなければいけなくなり,結構凹みますよね・・・)
私は他の多機能ペンでシャー芯が折れた経験があまりないので、
アバンギャルドが折れにくい、というのは驚きました。
芯は2本までなら、そう簡単に折れないと思っています…。
マイナス評価の口コミ
総合的には満足しているのですが、気になる部分もいくつか…
引用:Amazonより
■多機能ペンの中では細めで手帳に挿していてもジャマになりにくい。ただ、手の大きな私には少し細すぎる感もありますが…
■こんな色(バレンシアオレンジ)でも安っぽさが無く、とてもきれい。
■約1年、かなりタフに使用していますが傷などがほとんどつかない丈夫な仕上げ。
■構造上の問題か、使いすぎなのか、ノック機構部分にガタが出てきました。特に、ペン先を格納すると きにボタンを押して勢い良く格納すると、機構部分が軸の中でずれている感じがします。また、その際の音も結構大きいので、私は格納時にボタンを押すときにノックする部分に手を添えてゆっくり戻します。
■表面の仕上げが結構滑りやすいので、好みが分かれるのでは…
ノックのガタはおそらく構造上…と思います。
サイドノックなら独立した動きですが、アバンギャルドはそうではないので
使用頻度が高ければそうなる可能性もあります。
私も1年ほどの使用ですが、毎日は使ってはいないので…
マルチペンの中では全長が短めでバランスがいいと思います。径も細めで握りやすいです。ただクリップが強すぎる為、片手でポケットに刺すのが難しいです。総じて満足しています。
引用:Amazonより
はい、クリップが固いです。
1年ほど使った今はだいぶ緩くなりましたが、固いですね…。
今までロットリングの多機能ペンを使っていましたが、試しに別メーカーの多機能ペンを使ってみたく購入しました。本革の手帳や手帳ケースを使用していますがペンホルダーに入れる際に本体のホルダー部分が固く入れずらい。結構それがストレスになってます。ロットリングはホルダー部分がクリップ状(ペンの格納ボタン)になっていて大変使いやすいです。
引用:Amazonより
ロットリングはクリップが動くので挟みやすいのですが、
アバンギャルドはそうはいかないんですよね…。
こればっかりは他のメーカーのが使いやすいです
STAEDTLERavant-garde Lightのまとめ
本記事では「多機能らしかぬ細さと軽さはアバンギャルドだけ!【STAEDTLERavant-gardeLight】」について書きました。
手帳や持ち運びにぴったりの細さと重さ。
すらっとした書き心地を誇り、見た目もすらっとしていて使い心地は抜群です。
クリップが唯一の欠点ですが、
使い続けていくうちに使いやすくなるので、長い目で見てあげてください。
きっとお気に入りの1本になりますよ
メリット | デメリット |
---|---|
細身のペンで手帳用にも使える | 手が大きい人は持ちにくいかも |
多機能ペンだが14gと軽量 | ペンの切り替えにひと手間かかる |
手が小さい人でも扱いやすい | クリップが固い |
交換パーツが充実している | カチャカチャ内部で音がする |
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